2/8-2/11『盛岡手づくり村冬まつり』開催のお知らせ

続・激レア(!?)なビジネスセミナーに参加しました

続・激レア(!?)なビジネスセミナーに参加しました

きのぷー

こんぬづわー、岩手県盛岡市地域おこし協力隊きのぷーです(^∀^)ノ

先週に続き、ジェトロ盛岡さん主催のビジネスセミナーに参加してきました。
前回のメキシコ同様、県内企業にとって一般的に馴染みのない国のセミナーでした。

今日のお題

その国とは、UAE(アラブ首長国連邦)
ドバイ国際空港に象徴されるように、今や「世界のハブ」として存在感を増し続けており、中東・北アフリカ(MENA)への入口としての機能も有している国です。
来年にはドバイ国際博覧会が開幕し、日本企業のビジネスチャンスがこれまで以上に拡大することは間違いありません。

そんな中東諸国ですが、、、
ぶっちゃけ、イメージどうですか?
私自身、正直UAE以外は敬遠していました。

・治安が悪い、現に日本人の殺害事件も発生している。日本人への印象よくないのでは?
・ハラール認証とか、ビジネスのハードルが高そう。

しかし!今日の講師の先生方は現に中東在住で仕事をしていらっしゃる方。
日本人の多くが中東を誤解していると言います。

中東の国々のセミナーの盛岡開催も極めて稀で、
今回も激レアなビジネスセミナーでした。

今日は講演2本立て

「中東市場におけるビジネスチャンスを知る」をテーマに、お二方の講演会でした。

最初に、ジェトロ・ドバイ事務所田辺直紀氏より『中東地域政治経済情勢とビジネスのヒント』と題し、中東地域における政治経済情勢の概観をお話いただきました。

後半のパートでは、株式会社ksnコーポレーション代表取締役社長で、ジェトロUAE中小企業現地展開支援プラットフォームコーディネーターでもあられる永井希望氏が登壇し、『UAE進出・展開の切り口と課題』と題して講演いただきました。

木のプーメモ(前半パート)

・戦争状態への意向は意識的に回避されており、ミドルリスク状態で停滞している。
・そんな中でも経済・社会の広範囲な改革を目指していて、改革への協力者を切望している国が多い。→外資系企業の力が必要
・ミドルリスクを定常としつつ、地域を面としてビジネスの緒を探る。
・MENA地域は世界トップクラスの人口増加率。ASEANを大きく上回っており、このままの勢いだと2024年にはEUの人口を越える見通し。
・人口構成は若年層が多い(平均年齢28.9歳、ASEAN32.3歳)。ボリュームゾーンの若い世代がマーケットを牽引し始めている。
・MENA諸国の多くが世界平均を上回るネット利用率。湾岸諸国に限れば80%超え。
・携帯電話の契約数も世界平均を上回る国が多い。2台持ちユーザーも多い。
・GDP成長率で世界平均を上回っている国もある。中でもエジプトは発展の勢いで頭ひとつ出ている。
・MENA地域の日系企業、法人数はまだそれほど多くない。一番多いUAEで342社、4280人(2018年10月外務省統計)
・UAEでは、2016年に20代の青少年対策担当国務大臣を任命(アル=マズルゥイ大臣)。
・ニュースの情報源はソーシャルメディアを利用が1番多くなった。FACEBOOKを日常的にチェックしニュースを見ている。
起業家精神旺盛。中東で20代で最初の起業をする割合は約73%(世界平均58%)
高まる日本の好印象。「日本のような国になってほしい」と考える人が増えてきている。日本人というだけで信頼してもらえるケースも。
・ドバイはイノベーションの実験場。イノベーティブな取り組みの先駆。日本の中小企業等が手掛けた事例あり。
・日本のアニメが大人気(ONE PIECE、NARUTO、ドラゴンボール、ガンダム、キャプテン翼、ラブライブなど)、アニメや漫画を通じて日本語を習得する若者も。
→毎年春に開催されている「ドバイ・コミコン」はMENA地域の若者6万人を動員。
→自分たちでコンテンツを「作る」動きも出ている
女性の社会進出拡大→可処分所得の増加→食品や家電購入の決定権は女性→新ビジネスが続々と生まれ、マーケットも拡大

・Eコマースも急速に成長中。特に「電化製品」「ファッション」「美容」「食品雑貨」

木のプーメモ(後半パート)

・UAE/ドバイは日本企業進出のチャンス。今はまだブルーオーシャン。東南アジアや香港のように日本企業同士の戦いも今のところない。
→特殊で高いハードルはそれほどなく、成功事例も増えている。
・サウジアラビアが大きく変わろうとしている。日本の明治維新に匹敵する
・世界のハブのシンボル→ドバイ国際空港(国際旅客者利用数世界一)とジュベル・アリ港(貨物取扱量世界11位)
・ドバイ国際空港から4.5時間圏内で行ける国が多い。まずドバイに行って、乗り継いでどこかに行くパターン。
・ドバイはほとんど石油が出ないので、国家のビジネスモデルを変え、投資が集まる国にした。
「世界一」「世界初」をキーワードに、何回来ても飽きないような観光資源をどんどん作って人を呼び込む。
→ブルジュ・ハリファ、パーム・ジュメイラなど

・今このタイミングでドバイで商売を始めるのは面白いかも
→2020年10月〜2021年4月、ドバイで万国博覧会開催予定。来訪者数約2500万、うち7割を海外からの来訪者を見込む。
→2021年はUAE建国50周年。大規模なイベントも計画。

・政府が力を入れている分野は有望分野。
・一般消費者、観光客市場も有望なマーケットもある(漫画、アニメなどのコンテンツ、オンラインゲームなど)
・ドバイでも和食が大ブーム。特に寿司とスイーツが人気。
・紀伊国屋書店やサブカルショップで日本のアニメのフィギュア等が販売、人気。

・ドバイはテロ・紛争等とはこれまで無縁で、治安は日本以上によい。検挙率も高い。
→夜中に女性が一人で出歩いても大丈夫なレベル。
→自国民は富裕層で犯罪に手を染める理由もない。外国人労働者も国外退去処分のリスクがある。
→湾岸諸国で渡航安全情報を出していないバーレーン、オマーン、カタール

・ハラル認証の最大のポイントは「原材料に肉の成分が入っているかどうか」(プラスアルコール類も)
・ハラル認証は「UAE政府に認可された日本の機関」からの取得が必要。
・業種や業態を問わず、自社のビジネスプランに適した昨日を持つパートナーを選定することが成功の鍵。ジェトロのサービスを有効活用。
・中東はNOと言わない文化。仲介人の話を鵜呑みにせず。自分の目で一つ一つ確認することが重要。パートナー選定は慎重に。
・中東の中ではUAEは入りやすいマーケットだ。

UAEで日本の地場産品は浸透しているか聞いてみた

公演終了後の質疑応答で、私から、UAEにおける日本の地場産品の浸透状況についてお尋ねしました。
これには永井さんより以下の回答をいただきました。

地場産品はまだまだ浸透していない。
中国の類似品が入ってきている。
プロモート次第では、富裕層への開拓の余地はある。

もしかしたら今がチャンスかもしれないね。

ksnコーポレーションについてはこちらへ。